前回の続きです。
ホテルに着いたのが日付が変わるかどうかというタイミング。
疲労と時差ボケで早速グダグダになっていましたが、ツアーを申し込んでいたので早朝に起きました。
申し込んでいたのはアーモイタリア催行の「チヴィタ+オルビエート+ランチタイム」の完全プライベートツアー6時間コース。
チヴィタというのは「天空の城ラピュタ」のヒントになったとかいう小さな街です。
山の上にあるのですが、強風に削られて縮小していき、近いうちに消滅すると言われています。
(近いうちといっても、数年とかいう単位ではないと思いますけどね)
オルヴィエートはチヴィタから車で20分くらいにある街です。中世の雰囲気が残る観光都市です。
都市・・というほど大きくもないですけどね。
結論から言いますと、すごーく良かったです。お勧めです。
ガイドさんとの待ち合わせはオルヴィエート駅の駐車場。 テルミニ駅からRV(急行)電車で行きます。 時間にしてだいたい1時間ちょっとです。予定では。 |
テルミニ駅は端から端までまあまあの距離です。 オルヴィエートに行くRVは、かなり奥まったところから出発でした。 |
車窓からの風景。ローマもちょっと郊外に出てしまうと長閑なものです。 |
本来であれば待ち合わせの20分くらい前に到着するはずが、完全に遅刻。
事前にガイドさんの連絡先を聞いていたので、念の為にSMS。
俺「電車遅れてるみたい。たぶん間に合わないッス」
ガイド「OK、待ってるよ」
※やり取りは英語です。
プライベートツアーなので普通に待ってもらうことができましたが、団体だとどうなっていたんだろう?
さてほどよく回ったところでチヴィタは終了。
ガイドさんの運転のもと、だいたい20分くらいでオルヴィエートに着きます。
早朝から夜遅くまで動いていたお陰で、帰りに電車では10分くらい? 寝てしまいました・・。
人がほとんどいなかったので特に何もありませんでしたが、気をつけるべきですね。
というわけでオルヴィエートとチヴィタは終了です。
普段はツアーに申し込んだりはしていないのですが、今回はお願いして良かったと思います。
ガイドさんとは英語でのやり取りでしたが、義務教育でしか英語を学習していない私でもスムーズにやり取りすることができました。
私はあまり地元愛というものはないのですが、ガイドさんといい、webでの担当の方といい、イタリアやオルヴィエートが好きでたまらない、という印象を受けました。
もちろん「イタリアさいこー。ほかはクソ」というのではなく、「ここはコレが絶品で、すごくお勧めだよ!」という、心地よい感じ。
お勧めのツアー会社でした。
さて次回からはローマ市内を歩きます。
無事に合流。 まずは車でチヴィタ方面に向かいます。 写真はヨーロッパでは普通にある(と思う)ラウンドアバウト交差点の標識。 |
凍結して滑るかもしれんでー。 という意味の標識。 |
小高い丘の上に街が見えます。 これがオルヴィエートです。 |
オルヴィエート展望台から、オルヴィエートを眺めたところ。 遠くから見ても中世の雰囲気が残っているように感じます。 ここへは車でしか来ることができません。 iPhoneでズームした写真なので、ちょっと画質が粗いかも。 |
ズームなしだとこれくらい。 もちろん肉眼ではもっと良く見えます。 |
農園だと思います。 ガイドさんによるとオリーブとのこと。 この辺りはオリーブが有名なようです。 |
さて、こちらがチヴィタです。 見たことがある人もいるのではないでしょうか。 これがローマから約2時間くらいの所にあるんですね。 私も会社の同僚に勧められるまで知りませんでした。 |
チヴィタの入り口らへん。 時代を感じさせます。 |
ガイドさんに案内されるまま、昼食です。 レストラン名は失念してしまいました(なんてこった)・・・が、たぶんTrattoria "Osteria al forno di Agnese"という所です。 3種のチーズ盛り合わせにオレンジマーマレード。 奥には様々なブルスケッタ。 赤はトマト、奥のシナモン色のはオリーブ、手前の茶色のはブラックオリーブ。 左の白っぽいのは、オリーブオイルをかけたものです。 オリーブが有名なだけあってうまい! オリーブオイルを土産に買っていく人も多いそうです。 |
2種類のパスタ。 パッパルデッレ(平麺パスタ)にはポルチーニ茸が入っています。うまーい。 皿も地元産だったかな、ひょっとしたらオルヴィエートだったかもしれません。 |
ティラミス2種類。 黄色い方はオレンジピールが入っていました。 これは初めて。 |
1時間の散策タイム。 散策といっても大通り(大きくはない)は1本だけ。 端から端まで歩いても10分かからないです。 |
横道から入ったところ。 あっという間に街の端に出てしまいます。 |
中世の名残を色濃く残してある建物。 ただし窓はガラス張り。 |
チヴィタの正面から入って左側の端から撮影。 山の上に作られた街なので、見晴らしはとてもいいです。 |
大きな通りは1本だけですが、横道は多いです。 |
それぞれ時代の異なる建物。 左側は2階が増築されたのかな? |
地下室もありました。 牢獄? もしくは倉庫? |
チヴィタの入り口から見て一番奥。 こちらも絶景です。 道がありましたが、下はオリーブ畑でした。 |
羊がおりました。 彼らがリコッタチーズを生んでいるわけですね。 |
そして猫。ブルーと白・・・でいいのかな。 2018年現在、チヴィタは住民が5人しかいないそうです。 一方、猫はそれより多く住んでいるそうです。 寒かったので、あまり見かけませんでしたけどね。 |
山の上だし寒いです。 というわけで、観光客はこのような明るい場所で一休みしていました。 |
チヴィタの入り口から見て右側の端からの景色。 谷が見えますが、チヴィタももともとは稜線から緩やかに繋がっていたそうです。 |
チヴィタへ続く道路を反対側から見たところ。 |
ガイドさんの運転のもと、だいたい20分くらいでオルヴィエートに着きます。
大聖堂。 おそらくオルヴィエート一番の観光地でありランドマークでもあるかと思います。 |
装飾が細かい・・・どれくらいの期間をかけたのでしょうか。 |
ヨーロッパで見かけるタイプのクリスマスツリー。 時期としてはクリスマスは終わってしまっていたので、ひょっとしたらこれは解体途中だったのかもしれません。 |
丘の上の城塞都市だけあって、見晴らしも良いです。 |
街並みはこんな感じ。 ザ・旧市街。 |
夕飯もオルヴィエートで。 ツアー催行会社「アーモイタリア」の担当の方が「個人的に、オルヴィエートっていうかイタリアでもっともお勧めする店」と絶賛する、La Palombaにて。 場所はここ。 予約もアーモイタリアにお願いしました。 まずはブルスケッタ。 オリーブオイルと削ったトリュフ。 超うまい。 |
そしてカルボナーラ。 こちらも上にふりかかっている黒っぽいのが削ったトリュフです。 抜群にうまい。 「オルヴィエートはオリーブオイルもカルボナーラもリコッタチーズもお勧めだYO」というガイドさんの言葉は間違っていませんでした。 この時イタリアの旅行はまだ2日目でしたが、今回の旅行で一番うまかったです。 ちなみに開店から30分もすると満席になるので、予約することをお勧めします。 |
レストランからオルヴィエート駅までガイドさんに送ってもらい、そこで解散。 電車でローマに戻ります。 帰りは10分程度しか遅れませんでした。 |
早朝から夜遅くまで動いていたお陰で、帰りに電車では10分くらい? 寝てしまいました・・。
人がほとんどいなかったので特に何もありませんでしたが、気をつけるべきですね。
というわけでオルヴィエートとチヴィタは終了です。
普段はツアーに申し込んだりはしていないのですが、今回はお願いして良かったと思います。
ガイドさんとは英語でのやり取りでしたが、義務教育でしか英語を学習していない私でもスムーズにやり取りすることができました。
私はあまり地元愛というものはないのですが、ガイドさんといい、webでの担当の方といい、イタリアやオルヴィエートが好きでたまらない、という印象を受けました。
もちろん「イタリアさいこー。ほかはクソ」というのではなく、「ここはコレが絶品で、すごくお勧めだよ!」という、心地よい感じ。
お勧めのツアー会社でした。
さて次回からはローマ市内を歩きます。
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