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SABATONの3rdアルバム"Metalizer"の題材を調べてみた

ここのところSABATONというバンドの各アルバムの題材を調べています。
2ndに引き続き、3rdアルバムである"Metalizer"について調べてみました。

初回・前回同様ですが、ソースはWikipediaと歌詞です。
そんなに間違いはしないんじゃないかと思いますが、参考までに。
※各曲それぞれYoutubeへのリンクを貼っていますが、公式ではないため削除されている可能性があります。

アルバムのラインナップのソースは前回同様Wikipediaからにしています。
どうでもいいことですが、英語版Wikipediaでは題材について記載がないので、スペイン語版を参考にしました。
ちなみにこのアルバム、前作まで(そしてたぶん次回作以降)共通していた「ミリタリー」に関すること以外を題材にしているようです。ちょっとその記述は見つけられませんでしたが。

  1. Hellrider

    バイク乗り(というか、バイカーギャング?)の哲学? のようなものを歌っています。
    歌詞はDeep Purpleの"Hightway Star"に似た感じがします。
    曲そのものはかなり早いテンポですね。それこそJudas Priestの同名の曲に似てますが、歌詞を見る限りは別ですね。
     
  2. Thundergods

    タイトルの通りですね。雷神を題材にしています。
    北欧神話に登場する雷神トール(マーベル映画でいうマイティ・ソー)のことでしょうかね。
    2バスドカドカ系。リズムだけ聞くと1曲目に近いですが、こちらの方がメリハリ(?)があるような気がします。
     
  3. Metalizer

    アルバムタイトルにもなっている曲です。言葉自体は造語になるのかな。ヘヴィメタルという音楽ジャンル全般についての曲ですね。
    "All that I need is heavy metal"(メタルだけ必須)なんていうベタなフレーズも入っています。
    こちらも1〜2曲目に似た、2バスドカドカ。今回のアルバムはそういうコンセプトなのか?
    出だしのオルゴールっぽいメロディはどういう意味なのかは謎です。
     
  4. Shadows

    映画「ロード・オブ・ザ・リング」に登場するナズグルのことだそうです。
    歌詞には映画に登場する"Hobbit"や"Halfling"などといったフレーズが登場しています。
    上記MVは非公式ですが、どっかの誰かがロード・オブ・ザ・リングのシーンを合わせたものです。
    SABATONの非公式ビデオってそういうのが多いですね。
     
  5. Burn Your Crosses

    なかなか物騒なタイトルの通り、キリスト教を批判している曲です。ついでにルネサンス文化についても批判しています。
    魔女狩りを連想させるようなフレーズや、そのまんま"Satan"などといったワードが入っています。
    こちらは欧州らしい、複雑なリフから始まっています・・・いや、複雑ってほどでもないか?
    Aメロのリズムは、やはり2バス連打ですけどね。
     
  6. 7734

    「地獄」についてのこと。
    地獄で7734って何だ? と思ったのですが、"HELL"のスペルを逆にして回転させると7734になるんですね。
    Leetという表記です。
    ちなみに発音は"double seven thirty-four"としています。
    ミドルテンポで、他の曲に比べてシンセサイザーの存在感が強く、メロディアスな構成になっています。
     
  7. Endless Nights

    悪魔崇拝の儀式についての曲。3曲続けて地獄的な内容ですね。
    こちらも"Satan"や"Lucifer"(悪魔・堕天使)、"Necromancer"(降霊師・死体占い師など)といった、ホラー色の強いワードが含まれています。
     
  8. Hail to the King

    封建時代の君主に対する蜂起について語っています。日本風で言うところの一揆ですかね。
    微妙にVan Halenの"Hot for Teacher"ぽいドラムから始まっています。
     
  9. Thunderstorm

    北欧神話を示しているそうです。サンダー!
     
  10. Speeder

    バイク乗りの「あっち側」とでも言うのかと思いますが、スピードに酔ってしまった連中のことを指しているようです。
    曲の感じは、このアルバムでは多めの2バス連打。テンポは一番速いかな? リズム隊はちょっと忙しそうです。
     
  11. Masters of the World

    ヘヴィメタルへの贖罪を歌っているようです。
    ザ・北欧メタル! と言わんばかりの鍵盤リードとヘヴィなリフです。いかにもラストを飾りそうな曲です。ラストではないけど。
     
  12. Jawbreaker

    これはJudas Priestの同名の曲ですね。つまりカバーです。
     

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