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2014.12.ドイツ・ポーランド・トルコ旅行記 空路編

2014年末に、ドイツ、ポーランド、トルコへ行ってきました。

今回利用する航空会社はトルコ航空。
なんでかトルコ航空って欧州を拠点とする航空会社より、だいぶ安く行けるんですよね。


・・・


行程は成田→イスタンブール→ベルリンでした。
イスタンブールのアタテュルク空港での乗り継ぎ時間は1時間半。けっこうギリギリな予定です。

で・・・どうやらトルコ航空って、けっこう遅延するみたいなんですよね。
出発前一週間の間で、オンタイムだったのは2回だけだったと思いますw

メモ:トルコ航空のトランジットは、なるべく時間に余裕を持つように。

とりあえず、いつもの成田空港でございます。
ま、そんな不安を抱えながら成田空港に着き、荷物を預けにカウンターに行くと、手前に何やら広告物らしきパネルを持ったおねーさんが2人。

「キャンペーンにつき、今なら一人\50,000でビジネスクラスにアップグレードできまーす!」

とのこと。そして急にテンションぶち上がる嫁。

普段なら「無理無理」と撥ねつけるのですが、実は今回は結婚10周年記念ということもあり、
「まぁー・・・・(10秒)・・・いい・・か・・・」

というわけで、アップグレードしました。もちろん往路だけですけどね。イスタンブールまでですけどね。初手から想定外の出費でした。10万円

ついでにカウンターで

「トランジットが1時間半しかないんですけど、間に合いますか?」
と尋ねてみたところ、
「この便はいつもより10分早く出発しますんで、大丈夫だと思います」
とのこと。予定より早く出発することなんかあるのか・・・。

ビジネスクラスの席。ひろっ!
私の身長は179cmなのですが、かなり余裕があります。
ちなみに足をつけている場所は座席ではありません。ここも自分の席です。当たり前か。

出発する前からウェルカムドリンクが振る舞われます。
ただし離陸前に回収されます。

何故かGODIVAのチョコレートも振る舞われました。

謎のトルコ(?)のお菓子。
「くるみゆべし」そのものでした。
・・トルコのお菓子じゃなくて、本当にただのくるみゆべしなのかもしれません。

メニューはもちろん日本語で書かれています。
ただしこの便には、日本語をネイティブで話せるCAはいませんでした。

飲み物の一覧。

もちろんパーソナルモニターもあります。
またイヤホンではなく、きちんとしたヘッドフォンが用意されていました。
地図を見る感じ、イスタンブールまではモンゴルのあたりや冬季オリンピックが行われたソチの近くを飛ぶようです。

前菜。
焼き鳥のようなものと、サーモンを巻いた何か。
トルコ航空はサーモン率が高いようです。

ナッツは袋のまま出されはしませんでした。

「カプチーノありますかー?」と聞いたら出てきました。
あとでメニューを見たらエスプレッソもありました。
・・カプチーノがあるのだから、当たり前か。


これも前菜に入るのかな?
サラダやチーズなど、好きなものを選ぶと、ワゴンから取り分けてくれます。
左にあるのは、手前からエクストラヴァージンオイル、バター、謎香辛料、それらをつけるパン。

いらねぇっつってんのにCAに持ってこられたカボチャのスープ。
美味かったです。

こちらがメイン。
真ん中の網焼き状のものは鶏肉です。それとポテトと謎の赤い何か(失念)。

デザート。
右からメロン、アップルパイ、トルコデザート、謎の甘い揚げ物、チョコレートアイス。
どれも甘かったです。アイスはカチカチでした。

機内食タイムが終わると照明が落ちます。妙にムーディ。

妙にムーディ。
パーソナルモニターの下から突き出ているのは私の足です。
シートがフルフラットになります。
機内でフルフラットは初体験ですが、かなり快適です。
これを味わったら、一層エコノミーが嫌になります。
や、今後しばらくエコノミーですが。

到着前の食事。やや軽めに見えますが、なかなか重いです。
成田からイスタンブールまで、空腹の時間はあありませんでした。
ビジネスクラスでは無料でWi-Fiを利用することができます。
各シートにUSBコネクタもあるので、充電しながらネットを見ることができます。
動画などトラフィックが大きいものは利用しませんでしたが、速度は十分あったように思います。

なお、エコノミークラスではWi-Fiは有料($20)とのこと。USBコネクタはありました。


さて、ここでイスタンブールに到着したわけですが。
10分早く出発したにも関わらず、堂々の50分遅延www
「乗り継ぎ時間が40分しかないけど、本当に大丈夫なの?」
と、着陸前にCAに聞いちゃいましたよ。
CAは表情ひとつ変えずに「yes.」と言ってましたが・・。

が、初めての空港。でもって乗り継ぎでもセキュリティチェックがあるとか。
何処かで混雑に出くわしたらそこで終了な空気です。
しかも乗り継ぎ予定の便は、この日のベルリン行きの最終便。
乗り遅れたらイスタンブールで一泊! な状況でした。
・・一応、旅行保険には入っておきましたけどね。


・・・


さて、アタテュルク空港に到着し、ドアが開いた瞬間にダッシュ!
ビジネスクラスで良かったです。エコノミーの、しかも後ろの方だったら5~10分はロスしていたかと思います。
また、飛行機が沖止めじゃなくてターミナル直結だったのも幸いしました。
とにかくダッシュ!


・・・


セキュリティチェック、ありました。
ワタワタしながら荷物をトレイに載せ、上着を脱ぎ・・としていると、どうも前の人が係員と揉めている。
アラビアローブを着ていたので、まあ、中東系の人だと思うのですが、係員はしきりとinternationalというような言葉を連呼。

国内線のセキュリティチェックと勘違いしてるっぽい・・・。

アラビアローブのおっさん、途中でそのことに気づいたようでしたが
ああそうか、こっちは国際線用のセキュリティなんだね! いやまったく勘違いしちゃってさあ、たまにこういうことやっちゃうんだよねhahaha(妄想訳)

と、気づいた後も雑談を続けようとしていました。
こっちはジリジリ。嫁もジリジリ。更に後ろに並んでいた欧米系のおっさん(身長190cmくらいあるガチムチ)も舌打ち。

ようやくおっさんがどいてくれ、セキュリティを超えてベルリン行きのゲートへ。


・・・


搭乗開始してました。ギリギリ。
所要時間20分。今までの乗り継ぎ最短記録でした。
イスタンブールの街並みとか1秒も見ませんでした。
(ま、空港から遠いんですけどね)
当然、ベルリン行きの機内でも振る舞われるわけです。
かくして、なんとかベルリン・テーゲル空港に到着。
今までで一番焦った行程でした。


・・・


以下、トルコ航空まとめ

  • 乗り継ぎ時間は2時間以上確保した方が良いです。まじで焦る。
  • 旅行保険も入っておいた方が良いです。まじで使う局面になるかもしれない。
  • 目的地イスタンブールという旅行ならお勧め。
  • 日本語ネイティブスピーカーはいないと思った方が良い。コードシェアとか関係なし(今回もANA共同運行でした)。
  • 機内食は満足できます。帰りはエコノミーでしたが、不満はありませんでした。

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