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1月, 2010の投稿を表示しています

初心者向け・ドイツ旅行についてのtips

前回まで20回に分けてだらだらとドイツ・チェコ旅行記を書いていきましたが、その経験を元にした初心者向けのtipsを以下に紹介します。 因みに私自身まだ海外の経験が3回しかありませんので、ドイツ旅行というか海外旅行全般に対するtipsにもなっているかもしれません。 公衆トイレは有料 ドイツ・・というか、ヨーロッパのほとんどの国がそうかと思いますが、基本的に駅構内などの公衆トイレは有料です。 料金は場所によって様々ですが、だいたい30セント~1ユーロくらい。50 ユーロ セントという所が一番多いような気がします。 逆に無料なのがカフェや電車の中など。 電車やトラムなどの切符の扱いには注意 電車やトラムなどの交通機関の切符の扱いは日本と異なります。 まず改札というものがありません。その代わり刻印機というものがホームにあり、切符に刻印をする必要があります。 検札は電車内で車掌が行いますが、この時に切符に刻印がされていないとキセル扱いになり、多額の罰金を支払う羽目になります。今は50ユーロくらいだったかな? なお「旅行者なんで知らなかった」という理屈は通用しないようです。容赦はありませんのでご注意を。 指定席でも座っている人が多い 以前行ったベルギー・ドイツ旅行の時に経験したのですが、指定席であっても誰も座っていなかったら座ってしまうということが多いです。 電車に乗り込み、自分の席に誰か座っていた場合は指定席券を見せて「だす・いすと・まいね・ぷらっつ(そこは俺の席だ)」と言えば素直に移動してくれます。 Halloで始まりTschußで終わる 店でもレストランでも、入る時には「はろぅ(Hallo)」、出る時には「ちゅーす(Tschuß)」を心がけましょう。 日本では黙って入店し黙って出ていくのが当たり前になってしまいますが、ドイツでそれをやると印象が悪いようです。 風邪薬は水に溶かして飲むタイプが多いかも。 こちらのエントリ にも書きましたが、風邪薬は水に溶かして飲むタイプが多いかもしれません。 というか、とりあえず説明書を読みましょう。当たり前か。 煙草をねだる人が多い。 以前行ったベルギーでも、ドイツでもチェコでも体験したのですが、外でぼんやり一服していると「煙草くれ」と気軽に言ってくる人がいます。 長期滞在するには

2009.12.ドイツ・チェコ旅行記#20 Frohes Neues Jahr.

前回の続きです。 日付は変わってというか年も変わって2010.01.01となりました。 この日は帰国です。 朝っぱらからホテルをチェックアウト。快適なホテルでありました。 Aparthotels An der Frauenkirche 。 年越しのテンションがまだおさまらない若者が、まだあちこちで花火を鳴らしていました。 そんな彼らを横目で眺めつつ、まずはドレスデン中央駅で。 ところで本格的に雪が積もってました。 彼らは雪が降る中、一晩中騒いでいたのでしょうか・・・。 駅の中でも酔っぱらいや徹夜で遊んでいる若者が所々で集まってました。 切符を買おうとすると ( ´∀`)ノシ < Frohes neues jahr! なんて話しかけられたり。 俺的メモ:ベルリンやドレスデンでは相手が旅行者であろうが容赦なくドイツ語で話しかけてくる。 いや、Frohes neues Jahrくらいはわかりますけどね・・w ただドイツ語で返すと更にドイツ語で話を続けられたりすることを恐れ、「Happy new year( ´∀`)ノ」と返しておきました。どうもヘタレです。 ドイツ語をもっと覚えなきゃいかんな、という典型的な瞬間でもあります。 さてドレスデン空港までのS-bahnが到着。 中央駅からは30分かからないくらいの距離です。 空港に到着。元旦だけあって人は少ないです。 いかにも地方の空港という感じ。個人的な印象ですが、大きさは函館空港くらいに思えました。 どっさり積もっているわけではありませんが、ターミナルは真っ白。 まさか最終日に本格的に降られるとは思ってませんでした。 機内。往路と同様、ルフトハンザを使いました。 カップやペーパーナプキンもルフトハンザ仕様です。 ドレスデン→フランクフルトに到着。また地下の長い通路を歩いていきます。 反対側の通路では凄い勢いで疾走していく乗客が何人かいました。 まるで往路の我々のようでした。 機内食その1。僅かに残る記憶では、焼き鳥丼だった気がします。 機内食その2。なんだっけ。 復路は往路と違ってほとんど寝てたので、寝ぼけたまま食事をしていたように思います。 成田に到着したのは1/2の9:00ちょっと前。 ターミナル前でペットホテルに預けていた猫を引き取り、無事

2009.12.ドイツ・チェコ旅行記#19 Aparthotels An der Frauenkircheでのんびり

前回の続きです。いよいよ2009年最後の日となりました。 恒例の朝食・・・という所ですが、前日スーパーで巨大なプリンを買ったのでそれを撮ってみました。隣にあるのは私のiPhone。 400gあります。更に日本のプリンに比べてちょっと固かったです。 上にかかっているのはカラメルソースかと思いきや、チョコレートソースでした。 さてこの日はまだ見ていなかったドレスデン要塞に・・・と思ったのですが、閉まってましたw さすがに年末ともなるとあちこち閉まってますね。 開いているのは前日行ったスーパーが入っているショッピングモール"Altmarkt Galerie"くらいでした。 嫁がちょっと風邪気味だったので、そこに入っているドラッグストアで風邪薬を購入。2種類買ったのですが、片方は日本でもアスピリンで有名な バイエル薬品 の製品でした。 余談ですがこのバイエル薬品、本社はバイエルン州ではなくノルトライン=ヴェストファーレン州にあるんですね。デュッセルドルフとかケルンとかがあるあたりです。 購入した薬は2種類。一つは粉薬の アスピリン 。もう一つは サンド薬品 (今見たら日本法人もあるんですね)の 直径2cmくらいのタブレット 。 私も念のため飲んでみたのですが、粉の方はちょっとピリピリするなーという感じ。 でタブレットの方は・・・辛ッ! 説明書を見てみたら・・・。 俺的メモ:ドイツの風邪薬は水に溶かして飲むタイプが一般的(かもしれない)。 水に入れたらバブのごとく見事に発泡してました。飲んでみたらラムネみたいな味がしました。 この日は行く予定の場所がなくなってしまい、TVを見たりネットをしたり、海外旅行の分際で引きこもりをしていたのですが、ある時不意に呼び鈴が鳴りました。 誰か来るような予定もないし、何だ? と思ってドアスコープから覗いてみると、女の子が一人。 部屋間違えたのかな? と思いつつドアを開けるとニコッとして携えていたワインボトルを差し出してきました。 ( ´∀`) < ホテルのスタッフからのプレゼントです。良いお年を(ドイツ語) とのこと。いやー何かと思ったぜ。Vielen dank  Aparthotels An der Frauenkirche ! またドレスデンに来たら厄介になるよ

2009.12.ドイツ・チェコ旅行記#18 厨二病魂炸裂

日付は変わって12/30。ドイツ滞在もあと2日あまりとなってしまいました。 この日はホテルの近くにある観光スポット、 ドレスデン城 と ツヴィンガー宮殿 を見に行きました。 まずはお馴染みの朝食。毎日飽きねーのかよと思う方も多いかもしれませんが、生来それほど食事にこだわらない・・というか、美味けりゃ米でもパンでも何でもいいという性質なので、飽きることはありませんでした。 まずはドレスデン城。 年末の朝なのですが、既にチケットを買う行列が出来ておりました。30人くらいはいたかな・・・。 我々はあらかじめネットでチケットを購入していたのでチケット行列に並ぶことはなかったのですが、それでも10人以上の開場行列に並ぶことになりました。 並んでいる人のほとんどは年寄りだったのですが、いざ開場すると我先にとロッカーへ荷物を叩き込み、オーディオガイドを受け取って中に入っていきました。 私も同様にロッカーへ荷物を叩き込m・・・って、ロッカーの鍵が取れない! うぉーなんだこれ、固いだけ? いや、どうしても取れない! 慌てて近くにいた中年の男性に「これ閉まらないんだけど・・・」と救いを求めると、 「ああ、これね、ロッカーのドアの内側にコイン入れなきゃならないんだよ」 と、笑いながらドアを指さしました。 俺的メモ:ドレスデン城のロッカーはコインロッカー。デポジットは1ユーロ。 いやあ、これは恥ずかしかった・・・。 気を取り直して中を見学。写真撮影禁止ということで他に写真はないのですが、有名な「緑の丸天井」を見てきました。 この時初めて知ったのですが、別に緑色で丸い天井があるわけじゃないんですね。 いくつかの部屋に、それぞれのテーマに即した調度品がこれでもかというくらい並べられています。かなり密度の高い美術館といった感じでした。 次に向かったのはツヴィンガー宮殿。ドレスデンから歩いてすぐの所です。 ちょっと雨がぱらついていましたが、こちらも朝から観光に訪れる人が多かったです。 この写真は宮殿の中庭。 予備知識ゼロで来たのですが、武器庫があるということで入ってみました。 中世の甲冑やら武具やらが大量に展示されていました。 相変わらず横向きの写真になっていますが、剣を携えた全身鎧があちこちに立っています。 こちらはクロスボウ。プラハのス

2009.12.ドイツ・チェコ旅行記#17

さて前回の続きです。 12/29、マイセンから戻ってきた時はまだ夕方前だったので、ホテルの目の前にある Frauenkirche(聖母教会) へ行ってきました。 この時期はクリスマスの関係で入れる時間がほぼ毎日変わるんですよね。 この日はたまたま開いていたので入ったという感じでした。 聖母教会というだけあって、内装は女性らしいです。 中央に大きな脚立のようなものがありますが、これはちょうどZDFというドイツのTV局が取材に来てまして。その機材でしょうね。 二階バルコニーもありました。こちらには登ることができず。ひょっとして専門のツアー係の人(教会前でうろうろしてる)に頼まないと行けないのかもしれないです。 教会としては当然のように彫像があります。 天井。芸術に関する知識は非常に少ないですが、繊細なタッチですね。 いや、こういうの、タッチという表現でいいのかどうかわかりませんが・・。 地下もありました。かなり広いです。 戦時中は防空壕としてドレスデン市民を守っていたそうです。 写真にはありませんが、もちろん地下にも祭壇がありました。 聖母教会を出て近所を散歩。 ドレスデンにはこういう立派な建築物が集中して建っているので、散歩という感覚で色々な建物を眺めることができます。 これは・・・ツヴィンガー宮殿だったかな? ちょっと忘れてしまいました。 ツヴィンガー宮殿へは後日行くことになります。 そして夕食。この日はドイツの有名料理Schnitzel(シュニッツェル)。 すごーく乱暴に言ってしまえば豚カツです。ただしこちらのは衣が薄くて油も少なめ。 さて、この日は終わり。 翌日はドレスデン城とツヴィンガー宮殿を見に行きますが、それはまた次回に。

2009.12.ドイツ・チェコ旅行記#16 マイセンへ行ってみた

日付は変わって12/29。この日はドレスデンのすぐ近くにある Meißen(マイセン) に行ってきました。 陶磁器として有名ですね。 またもや横向きの写真となってしまいましたが、まずはホテルの目の前にある聖母教会。 天気が良かったです。 ついでに近所のエルベ川。 実はこの日ようやく気づいたんですが、聖母教会のすぐ横にドレスデン空襲時の教会の残骸が展示されていました。展示というか、広場にぽつんと鎮座しているだけですが・・・。 よく見ると、聖母教会はところどころ壁の石が黒っぽくなっている部分があります。 この黒い部分が空襲前にあった部分、白というかベージュの部分が修復された部分だそうです。 もともとあった部分を正確に戻して修復という恐ろしく困難な作業は「ヨーロッパ最大のパズル」と呼ばれていたそうです。 さて聖母教会近くの停留所からトラムに乗り、Dresden Neustadt駅まで来ました。 ここからS-bahnに乗り、Meißenまで行きます。 余談ですが、Neustadtって「新市街」と言うのですが、実はDresden NeustadtはAltstadt(旧市街)よりも古いそうです。 Neustadt駅のプラットフォーム。いろいろドイツ語で表記されていますが、前日のチェコよりは読める言葉が多いので安心してしまいました。 S-bahnで走ること40分。Meißen駅に到着。これは駅前の交差点です。 これがMeißen駅。思いっきり工事中です。 余談ですが写真下方の黄色い箱状のものは郵便ポスト。ポストの横に描かれている黒いマークは郵便であることを示しています。 さて駅から北西の方向へ歩いていくと、エルベ川沿いに城が見えてきました。 これがマイセンの城、 Albrechtsburg(アルブレヒト城) です。 城へは市街地から階段を上っていきます。ちょっと狭くて急でした。 これがマイセン城郭の門になります。 城郭の中はこんな感じ。一部工事中でした。建物の中は土産屋やホテル、カフェなどが多かったです。 エルベ川を臨む展望台。天気が良かったです。 ちなみにドレスデンはこの川の下流に位置します。下流といっても25kmか30kmくらいですけどね。 大聖堂があったので見学しました。 マイセンは比較的小さな街で

2009.12.ドイツ・チェコ旅行記#15 プラハ城などいろいろ

前回の続きです。 カレル橋を渡って次に目指したのは プラハ城 近くの ストラホフ修道院 。 まずはそこへ行く為に、カレル橋を渡ってそのまま直進した所にあるトラムの停留所へ。 プラハ城はそれほど遠くはないのですが、かなり急な坂があるということなので、我々はトラムを選択しました。 実際乗ってみると、確かに坂が多いです。これは歩くとかなりきついことになりそうです。 俺的メモ:プラハ城周辺は坂が多いのでトラムで行くと良いかも。 カレル橋の西にある停留所からトラムで10分くらい走り、ストラホフ修道院に到着。 ここで有名な図書室を見学・・・と思ったのですが、入り口がわからないw 中にある小さな建物に受け付けらしきものがあったので入ろうとしたら「こっちじゃないよ、あっちだよ」と別の建物を案内されました。 あ、因みに英語でした。 ここが有名な図書室。 「神学の間」と「哲学の間」と2つあるようです。 中には入れず、入り口から撮影するのみでした。 こんな感じで、様々な蔵書があります。天井の装飾も見事でした。 他にも中世~近代までの物品がいくつか展示されていました。 クロスボウと鉄球・・・? さてストラホフ修道院を後にし、プラハ城へ。 ほんと坂が多いです。眺めはいいんですけどね。 プラハ城へ行く途中の広場に面した、何やらエラソーな建物。 何だろうな、これ。 プラハ城の入り口まで来ました。 門の左右に衛兵が屹立しています。 衛兵に並んで写真を撮ったりしている人も多く見かけましたが、ニコリともしませんでした。衛兵だから当たり前ですけどねw 因みに交代式もあるようでしたが、タイミングを逸してしまいました。 中に入ってチケット売り場を探していると、ついさっき交代を終えたばかりの衛兵が・・惜しかった・・。 が、終わってしまったものは仕方ない。 とりあえずチケット売り場を見つけたので入りました。50人くらいは並んでましたね。 さて自分の番になったので買おうとすると 「オーディオガイドはいるか?」と聞かれました。 日本語がないので「いらない」と言うと、「じゃあ最低2時間は待つことになるけど、それでもいいのか?」と。 えっ どうやらプラハ城の見学用の入り口は2つあり、オーディオガイド